6月16日(金)、横手市狙半内地域で株式会社マルシメの若手リーダー研修が行なわれました。
4月14日にも新入社員を含めた研修が行なわれており、今回は6月2日に続く3回目の研修となります。
スーパーモールラッキー発の買い物送迎無料シャトルバス(復路)で終点の滝ノ下まで行き、集落を視察した後「上畑温泉ゆ~らく」で狙半内共助運営体の奥山会長の講話を聴きました。
奥山会長からは、ご自身が会社にお勤めされていた頃の体験談や、地域への思い、マルシメさんへの感謝の気持ちなどのお話がありました。
参加された社員の方も、奥山会長のお話を聴いてみて、また、お客様である地域の方たちと一緒にバスで狙半内を訪問してみてたくさんの気づきが得られた様子でした。
横手市の増田狙半内地区では公共交通としての路線バスが廃止されており、最寄りのバス停まで3キロ以上という高齢者が多数おり、バスの本数も少ないために寒い冬はバス停に行くのも、バスを待つのも大変な地域です。
平成24年に狙半内共助運営体ではボランティアによる地域のお年寄りの買い物通院送迎を試みましたが、住民だけでの継続は困難と判断されました。
(雪の降る中、狙半内共助運営体のお助け隊がお年寄りを送迎しているところ)
平成25年4月からは横手市十文字町のスーパーモールラッキー(株式会社マルシメ)のご好意により、自社マイクロバスによる買い物送迎支援が毎週金曜日に行なわれています。
(平成25年4月10日の調印式)
平成29年3月17日には運行200回を迎え、記念のセレモニーが行われました。
「安心に住み続けられる地域に」
地域の事業所と住民がお互いに地域課題に取り組めるところも共助の『横手モデル』です。
これまでに経験したことのない少子高齢化時代を、お互いが安心に暮らしていけるように、企業も含めた地域ぐるみで考えていけたら良いと思います。
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